Gaiax TechEgg's Blog

非エンジニアがエンジニアを目指すブログ

基礎① 1. Perl環境基礎をやってみた

今回はエンジニア基礎①の1.Perlの環境構築をすすめていきまーす!

エンジニア基礎①
1. ⭐️Perl環境基礎⭐️ 
2. Hello,world!
3. Perl基礎
4. 配列
5. ハッシュ
6. リファレンス
7. サブルーチン
8. 正規表現
9. Amon2 入門 第一部
10. Amon2 入門 第二部

ゴール🏁(めやす:30分)


  • Perlを扱うための環境を構築することができる
  • plenv(ぴーえるえんぶ)を導入することができる
  • モジュールが理解できる
  • CPAN(しーぱん)・CPANモジュールが理解できる

必要なもの(macの場合)


  • ターミナル(もともと入ってます!デフォルトだとLaunchpad>その他>ターミナル)
    f:id:fukufukumarimo:20150706171243p:plain
  • Xcode(無料アプリでApple Storeよりインストールできます)
    f:id:fukufukumarimo:20150706171423p:plain
    ↑時間がかかっちゃうので早めのインストールお勧めします。

おさえることば


エディタ

プログラムを書くときは、エディタとよばれるプログラムを書く専用のソフトを使用します。macの場合はもともと入っているターミナルの中にあるvim(ゔぃむ)というエディタを使います。

システムPerlとユーザPerl

Perlを扱うときは「なにか専用のソフトをインストールするのかな?」と疑問に思うかもですが、私も使っているMac OS Xには、 もともとPerlがインストールされていて, 何もしなくても使えるようになっています。(=システムPerl)このシステムPerlをそのまま使ってしまうと、これからPerlを使う上でたくさん設定していくのですが、あとあと最初の綺麗な状態に戻しにくくなってしまいます。なので、もともと入っているPerl環境はそのままにしておいて、新しく自分で環境を設定しましょう!(=ユーザPerl)ユーザPerlの環境を構築するのにもいろいろ種類はあるのですが、plenv(ぴーえるえんぶ)を導入します!

Xcode

Appleが無料で提供している統合開発環境です。今回は、ユーザPerlの環境を構築する際、plenvを使ってPerlをインストールするために、「Command Line Tools for Xcode」が入っているXcodeを必要とします。

モジュール

モジュールは使い回せるコードのまとまりを誰でも使えるように公開したようなもの。ネットからダウンロードしてインストールさえすれば利用することができます。他言語をでいう「ライブラリ」と同じ意味を持ちます。モジュールには、自分で外部からインストールするものと、Perlをインストールするときにすでにはいっている「コアモジュール」があります。

CPAN(しーぱん)・CPANモジュール

CPANモジュールは、「CPANhttp://www.cpan.org/index.html)」という皆で作ったモジュールを共有して公開しているサイトにあります。cpanmコマンドでCPANモジュールをインストールできます(上記の外部からインストールする方のモジュール)。CPANを扱えるようになると、わたしたちはモジュールを組み合わせて少ないコードで成果を出せるようになります!時間も短縮できるので、使いこなせるようになるととっても便利!

いざ!環境構築!


1. Xcode起動!

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Xcode>Open Developer Tool>More Developer Tools...を選択。 f:id:fukufukumarimo:20150708100927p:plain

AppleID入力画面になるので入力。 f:id:fukufukumarimo:20150708100937p:plain

Xcodeのバージョンに合わせてダウンロード!f:id:fukufukumarimo:20150708100944p:plain 私は6.3.2だったのでこれをダウンロード!(しばらく時間かかります)

2.Command Line Tools for Xcodeインストール!

ダウンロードし終えたらファイルを開きます。
f:id:fukufukumarimo:20150708113859p:plain

これをダブルクリック!
f:id:fukufukumarimo:20150708113905p:plain
「続ける」とすすめていくと

f:id:fukufukumarimo:20150708113910p:plain
「インストール」ぽち!

f:id:fukufukumarimo:20150708113915p:plain
これで完了です!✨

3.ターミナル起動!

デフォルトではLaunchpad>その他>ターミナルで起動
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デフォルトでは白い画面だと思いますが、みやすくあとで設定していきましょう!
1行目:ログイン日時
2行目:PC名、ディレクトリ名、ユーザ名が書いてあります。

ターミナルでは$の後にコマンドを入力してEnterを押すと実行されます。

f:id:fukufukumarimo:20150708130222p:plain
$の後にxcode-select --installを入力して、Enter押します。

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このダイアログが表示されたらインストールを押して、XcodeにCommand Line for Toolsのインストール完了です!

4.plenvの導入スタート!

ターミナルの$の後に続いて、コマンドを入力していきます!
これからは$の後に入力するコマンドを書いていくので、入力していきましょう!

①plenvを「plenv簡単導入プログラム」でいれる

$ curl -L http://is.gd/plenvsetup | bash

上記コマンドを入力してEnterで実行します。終わるまで時間がかかります。途中でターミナルの画面を触ってしまうと、止まったり、ページ移動が大変になっちゃうので気をつけてくださいね!おわったら、一回ターミナルを閉じて、

$ plenv

と入力して

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がでたらplenvの導入成功です:)

②plenvにPerlをいれる

$ plenv install 5.20.2

↑を入力して2015年3月の時点で最新の安定版の5.20.2をインストールします。

③導入できたかの確認

$ plenv versions

と入力すると

* system (set by /home/username/.plenv/version)
   5.20.2

と表示されます。「system~」がシステムPerl、「5.20.2」は先ほどインストールしたユーザPerl環境です。*が付いている「system~」が現在の環境になっています。これだとシステムPerlのまま!変更しましょう!

④ユーザPerlへの変更

$ plenv global 5.20.2

と入力すると、「5.20.2」に変更されます。
$ plenv globalコマンドはユーザーPerlとシステムPerlの変更を実行できます。
そしてもう一回、

$ plenv versions

と入力すると

5.20.2 (set by /home/ogata/.plenv/version)

と表示されるのを確認できたらユーザーPerlへの変更完了です:)

CPANをいれる!

$ plenv install-cpanm

と入力しましょう!これでplenv内にcpanmを導入することができました!


以上、Perlの環境構築でした!
30分で終わったでしょうか・・・?
環境によってはインストールに時間がかかってしまったかもしれません><

(´-`).。oO(わたしはこの環境構築で初めてターミナルを触って、
$のあと改行したくて「Enter」押しまくってました。。。。
な、懐かしき思い出・・・・)

もうこれでPerlの環境はバッチリです👍 今回のゴール、4つクリアできましたか!?

次回は実際に簡単なPerlプログラムをかいていきましょう!💪:D

次回記事!

gaiax-techegg.hatenablog.com