Gaiax TechEgg's Blog

非エンジニアがエンジニアを目指すブログ

基礎① 2.Hello,world!を表示させてみた

今回はPerl言語で「Hello,world!」表示させることをやってくよー!

エンジニア基礎①
1. Perl環境基礎
2. ⭐️Hello,world!⭐️
3. Perl基礎
4. 配列
5. ハッシュ
6. リファレンス
7. サブルーチン
8. 正規表現
9. Amon2 入門 第一部
10. Amon2 入門 第二部

ゴール🏁(めやす:30分)


  • vimを使うことができる
  • スクリプトを実行することができる
  • 必要なコマンドを使える

必要なもの


  • ターミナル
    f:id:fukufukumarimo:20150706171243p:plain
    これは前回もモジュールをインストールしたりして使いましたね!
    おっと!今回からはターミナルさえあればだいじょうぶです!💪

おさえておきたいこと


いままでデータを保存したり、ファイルを作ったり書き加える場合は、
1.「ファイルをひらく」→2.「そのファイルに書き込む」→3.「名前を付けて保存」
という順番でやっていたと思いますが、プログラムをする場合は、
「名前を保存する場所をつくる」→「そのファイルをひらく」→「そのファイルにプログラムを書き込む」
(3.「名前を付けて保存する」→1.「ファイルをひらく」→2.「そのファイルに書き込む」)
の順番になります:)
順番が逆になるんですね!これさえ頭に入れれば大丈夫!

おさえておきたいことば


ホームディレクトリ

PC上でユーザーごとに利用できるフォルダ・ファイルなどデータをサーバで保管できる場所のこと。
Finderでは🏠家マークの隣にユーザー名が書かれている場所のことで
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↑では🏠ホームにあたります。
デフォルトではFinderのメニューバーには表示されないかもしれません。
以下のように、自分で、Finderの環境設定でメニューバーの表示を変更しておいとくこともできますよ。
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ターミナルではホームディレクトリは「」と表示されます。

vimのモードの切り替え

vimには「ノーマルモード」「コマンドモード」「入力モード」「ビジュアルモード」の4種類があります。

モード
ノーマルモード いつもの状態のこと。キーで上下移動やコピペの操作ができるモード。
コマンドモード 「:(コロン)」でノーマルモードより切り替え。保存や行の操作ができるモード。
入力モード 代表的なのは「i」でノーマルモードより切り替え。文字の入力・編集するモードです。
ビジュアルモード 「v」でノーマルモードより切り替え。テキストを文字や行単位で選択し、選択したテキストに対してvimのコマンドを適用できる操作です。


ノーマルモードに戻す際は「esc」で戻れます!
よく使うのは「コマンドモード」と「入力モード」です!
モードの切り替えをしたい際は一回ノーマルモードに戻ってからになります。
ノーマルモード→入力モード→ノーマルモード→コマンドモード、のような感じで、モード切り替えになります!
今回の流れでモードの切り替えも一緒に見ていきましょう!

Hello,world!表示させよう:)


1.フォルダを作る

今回、プログラムを書いていくにあたって、いろんなファイルを作っていくことになると思います。
他のファイルと混じってしまうと整理がしにくくなるので、ディレクトリ(厳密には違いますがフォルダのようなもの)をあらかじめ作っちゃいましょう!
自分がまずいる場所を確認します!
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[PC名]:[ディレクトリ名] [ユーザ名] $ の表示になっています。
pwdと入力すると現在自分がいる場所(=カレントディレクトリ)を示します。
「ホームディレクトリ」にある「フォルダ・ファイル一覧」を表示させるには
lsと入力すると、一覧が出ます。

ここで、「perl」というフォルダを作ってみましょう。
フォルダを作るときはmkdir [dir名]を実行すると作れます。
フォルダを作れたか確認するときはls表示で確認します。
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perl」フォルダの確認できましたか!?

perlフォルダの中に移動したいときはcd [dir名]で移動できます。
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ディレクトリ名がからperlに変わったのをもう一回pwdで確認
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上の表示がでればOK!👍

2.ファイルをつくる

Perlでの拡張子(どんなファイルか判別するためのファイル名のあとにつけるもの)は.plです。
今回のHello,world!ではhello.plというファイルを作りましょう。

$ vi hello.pl

vi [ファイル名]でファイル名を作り、開くことができるようになります。

3.ファイルに書き込む

黒画面の一番下に"hello.pl" [New File]と表示されていますか?
いま、コマンドモードになっているので、ここで「i」を押してみてください。
"hello.pl" [New File]から-- INSERT --に変わったと思います。
これで入力モードになりました。
「i」は「INSERT」の頭文字からとったもので、これでファイルに書き込むことができます!
今回は「Hell,world!」と表示させるには

print "Hello,world!\n";

と入力します。
print "文字列"; =「文字列」を表示させます。
最後のセミコロン=;を忘れずに!
\n=改行を意味します。

4.ファイルを保存する

まずescボタンを押すことで入力モードからコマンドモードにもどります!
:wq(=上書き保存して終了)を入力すると、もとの画面に戻ります。
これでさっき作ったプログラムは保存されました。

5.プログラムを実行する

実行する場合は

$ perl hello.pl

でできます。perl [ファイル名]でファイルを実行します。

結果出ましたか?

Hello,world!

と表示されていれば成功です!★

おまけ


◼︎ターミナルコマンドまとめました(超基本なもの厳選)

コマンド 意味 結果
pwd print working directory カレンドディレクトリを示す
cd [dir] change directory ディレクトリに移動する
cd .. change directory 一つ上のディレクトリにもどる
mkdir [dir] make a directory ディレクトリを作成する
ls list フォルダ、ファイルのリストを表示する
rm [file] [dir] remove このディレクトリのファイルを削除する
mv [file] [dir] move このディレクトリへファイルを移動する
cp [before] [after] copy beforeをafterへコピーする


◼︎vimでよく使うキーまとめました(知らないとこまっちゃうもの厳選)

キー 結果
:wq 上書き保存して終了
:w 保存
:q 保存せず終了
:q! 強制終了
i カーソルの位置から入力モード
I 行頭から入力モード
a カーソルの直後から入力モード
A 行末から入力モード
C カーソル以下の行を削除する
D カーソル以下の行を削除して入力モードになる


以上になります!
vimコマンドは本当にいっぱいあります!
徐々に使い慣れていきましょう:)
次回はいよいよ四則計算から基本的な構文をやっていきます!
入力する量も圧倒的に増えます!
おたのしみにー!
次回記事!

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